川崎・横浜の矯正歯科、さくら歯科・矯正歯科の森徹です。
すっかりご無沙汰となりましたが、矯正治療で最近行っているインプラント矯正を取り上げてみたいと思います。
矯正用のインプラント、当院では8mm前後の矯正用インプラントをよく用いています。
いままで矯正治療では動かすことが難しかった方向に歯を動かしたり、矯正治療がシンプルになったり、治療期間の短縮にもつながったりします。
実際の処置は少しだけ麻酔を行い、特殊な器具で矯正用インプラントを埋入します。
よく怖がる患者さんもいらっしゃいますが、通常の抜歯よりも負担はかなり少ないです。
処置の時間は数分で終わり、術後の痛みもほとんどないみたいです。治療後、逆に回して矯正用インプラントを除去します。歯を失った方がされるインプラントとは全く別物です。
出っ歯の治療で前歯を積極的に下げないといけない時に矯正用インプラントを用いています。
下顎の奥歯を手前に動かすために矯正用インプラントを用いています。下顎大臼歯を手前に動かすのは結構大変です。
舌側矯正で前歯を下げるために矯正用インプラントを用いています。歯根の位置を診て、安全なところに埋入しています(第1大臼歯と第2大臼歯の間)。
舌側矯正で前歯を下げるために矯正用インプラントを用いています。歯根の位置を診て、安全なところに埋入しています(第2小臼歯と第1大臼歯の間)。
上顎大臼歯を遠心移動するために矯正用インプラントを用いています(上顎結節に埋入しています)。
少しでも患者さんの負担を減らして、効率よく短期間できれいに歯並びを治すことができるように日々精進していきたいと思っています。
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院長 森 徹